岩手県立胆沢病院

CLTIに対する治療

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CLTIに対する治療

CLTI(シーエルティーアイ)とは、Chronic Limb-Threatening Ischemiaの略で、日本語では「包括的高度慢性下肢虚血」と訳されます。

足の動脈が狭くなったり詰まったりして血液の流れが悪くなり、足にさまざまな症状を引き起こす病気を「末梢動脈疾患」と言います。その中で、下肢の潰瘍、壊死が2週間以上改善せず持続し、早期治療が必要な状態がCLTIです。

治療は、禁煙や薬物療法を行ったうえで、カテーテル治療やバイパスなどの外科手術、もしくは2つを組み合わせたハイブリッド手術が必要になります。どの治療を行うかは患者さんの状態や症状、病変部位により決まりますが、どちらの治療も可能な病院はまだ少ないのが現状です。

当院には下肢の血流障害を専門とする医師が複数名在籍し、カテーテル治療と外科手術の両方を行っておりますので、それぞれの患者さんに適した治療法を提供することが可能です。

 

当院での治療数推移

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